Qスイッチルビーレーザーとは
QスイッチルビーレーザーはルビーレーザーにQスイッチがプラスされたものです。瞬間的に100メガワットのエネルギーを発生させ、皮膚の深い部分にあるメラニン色素を取り除くことができます。波長は693nm。Qスイッチルビーレーザーシミ取りレーザーとして有名です。
ただし、どんなシミにもQスイッチルビーレーザーが効くわけではありません。特に肝斑には、注意が必要です。Qスイッチルビーレーザーが有効なシミは、老人性色素斑と、遅発性両側性太田母斑様色素斑です。老人性色素斑は、頬やこめかみにできる境界がはっきりとした大小のうす茶色のシミのことで、別に老人でなくても一定の紫外線を浴びることで若い人にも出現します。また、遅発性両側性太田母斑様色素斑とは、目の回りによくできてくる灰色がかった淡青褐色のアザのことです。
どちらも、Qスイッチルビーレーザーを1~2回照射することで、ほぼわからない程度に取り除くことできます。ただ、一度できてしまったシミは、完全に取り去ることは難しい場合があるので、Qスイッチルビーレーザーと塗り薬などの治療とをあわせて行うことも多いようです。
Qスイッチルビーレーザーの特徴は、メラニン色素によく吸収されることです。正常な組織のダメージを最小限に抑えられます。Qスイッチルビーレーザー照射後は、シミやアザの部分が、黒くカサブタになります。このカサブタがとれるまでは絆創膏を貼っておく必要があります。